デジタル大辞泉 「信施無慚」の意味・読み・例文・類語 しんせ‐むざん【信施無×慚】 僧が布施を受けながら、それにふさわしい徳を積まず、しかも恥じないこと。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「信施無慚」の意味・読み・例文・類語 しんぜ‐むざん【信施無慚】 〘 名詞 〙 仏語。僧が信者から布施を受けながら、その本分である修行を忘れ、罪を作りながら自らかえりみて恥ずるところがないこと。[初出の実例]「僧都〈略〉身にもちゐる処、大伽藍の寺物仏物にあらずと云ふ事なし。さればかの信施無慙の罪によって、今生に感ぜられけりとぞ」(出典:平家物語(13C前)三) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例