コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

候ず コウズ

4件 の用語解説(候ずの意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

こう・ず【候ず】

[動サ変]《「こうす」とも》貴人のそば近く仕える。伺候する。
「詣すべき輩(ともがら)にいたるまで目をすまして―・じける」〈保元・上〉

そう◦ず〔さうず〕【候ず】

[連語]
《動詞「さう(候)」の未然形+打消しの助動詞「ず」》多く補助動詞として用いられ、…でありません、…ませんの意を表す。→さもそうず
「いやいや、これまでは思ひもより―◦ず」〈平家・二〉
《「さう(候)」の未然形に推量の助動詞「うず」がついたものの音変化》多く補助動詞として用いられ、…でございましょう、…ましょうの意を表す。→さもそうず
「よい甥ができ―◦ずよ」〈四河入海・一一〉

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

大辞林 第三版の解説

こうず【候ず】

( 動サ変 )
〔「こうす」とも〕
高貴な人のそば近く仕える。 「上北面に-・ずべき由/保元 上・古活字本

そうず【候ず】

( 連語 )
〔動詞「そう(候)」の未然形「さう」に打ち消しの助動詞「ず」の付いたもの〕 多く補助動詞として用いられ、「(で)ありません」の意を表す。 「いやいや、これまでは思ひも寄り-・ず/平家 2
〔動詞「そう(候)」の未然形「さう」に推量の助動詞「うず」が付いた「さううず」の転〕 多く補助動詞として用いられ、「でしょう」「(で)ありましょう」の意を表す。 「今年は風雪が好程に麦がよう-・ず/四河入海 25

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

候ずの関連キーワード言はれぬ思わぬ辞せず動かぬ隠さふ適わぬ嫌わず立たす衒さふ

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone