値待ち(読み)ネマチ

精選版 日本国語大辞典 「値待ち」の意味・読み・例文・類語

ね‐まち【値待・直待】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 江戸時代、締売(しめうり)の一方法。発送した商品をそのまま商人手元に預けておき、相場が高騰するのを待つこと。
    1. [初出の実例]「向後荷物差送り候節々、其所之相場に基き、直段立方正路に致、直待と唱、〆売一切致間敷候」(出典:徳川禁令考‐後集・第一・巻四・天保一三年(1842)一〇月二九日)
  3. 相場が、売りまたは買いに適した値になるのを待つこと。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む