値待ち(読み)ネマチ

デジタル大辞泉 「値待ち」の意味・読み・例文・類語

ね‐まち【値待ち】

[名](スル)取引で、売り買いに適した値段を待つこと。「株を値待ちして売りに出す」

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精選版 日本国語大辞典 「値待ち」の意味・読み・例文・類語

ね‐まち【値待・直待】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 江戸時代、締売(しめうり)の一方法。発送した商品をそのまま商人手元に預けておき、相場が高騰するのを待つこと。
    1. [初出の実例]「向後荷物差送り候節々、其所之相場に基き、直段立方正路に致、直待と唱、〆売一切致間敷候」(出典:徳川禁令考‐後集・第一・巻四・天保一三年(1842)一〇月二九日)
  3. 相場が、売りまたは買いに適した値になるのを待つこと。

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