値待ち(読み)ネマチ

精選版 日本国語大辞典 「値待ち」の意味・読み・例文・類語

ね‐まち【値待・直待】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 江戸時代、締売(しめうり)の一方法。発送した商品をそのまま商人手元に預けておき、相場が高騰するのを待つこと。
    1. [初出の実例]「向後荷物差送り候節々、其所之相場に基き、直段立方正路に致、直待と唱、〆売一切致間敷候」(出典:徳川禁令考‐後集・第一・巻四・天保一三年(1842)一〇月二九日)
  3. 相場が、売りまたは買いに適した値になるのを待つこと。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む