倭王済(読み)わおう せい

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

倭王済 わおう-せい

?-? 5世紀中ごろ,倭の五王のひとり。
(そう)書」国伝によると,宋の元嘉20年(443)中国南朝の宋に奉献,安東将軍・倭国王に任命され,28年(451)ふたたび遣使して使持節(しじせつ),都督(ととく)倭・新羅(しらぎ)・任那(みまな)・加羅(から)・秦韓(しんかん)・慕韓(ぼかん)六国諸軍事,安東将軍に任命された。允恭(いんぎょう)天皇に比定する説がある。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

朝日日本歴史人物事典の解説

倭王済

生年:生没年不詳
倭の五王のひとり。中国の歴史書『梁書』諸夷伝はの子とするが,『宋書』倭国伝では不明。『宋書』によれば元嘉20(443)年,宋に朝貢し,安東将軍,倭国王に,同28年には使持節,都督倭・新羅・任那・加羅・秦韓・慕韓6国の諸軍事,安東将軍に叙せられたとみえる。子に倭王興・武がいる。『日本書紀』にみえる允恭天皇に比定する見解が有力。

(関和彦)

出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報

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