倶行(読み)ぐぎょう

精選版 日本国語大辞典 「倶行」の意味・読み・例文・類語

ぐ‐ぎょう‥ギャウ【倶行】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ある動作数人がともに行なうこと。
    1. [初出の実例]「ぐきゃうした臣ども二百人にあまってころいたぞ」(出典:玉塵抄(1563)二三)
  3. 謡曲で数人が同音で謡うこと。
    1. [初出の実例]「連人一同のぐぎゃう揃はずは、いかに、面々其態(わざ)をよくよくなすと思ふ共」(出典:習道書(1430))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

排他的経済水域

略称 EEZ。沿岸国が水産資源や海底鉱物資源などについて排他的管轄権を行使しうる水域。領海を越えてこれに接続する区域で,領海基線から 200カイリの範囲をいう。沿岸国は,水中ならびに海底と地下の天然資...

排他的経済水域の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android