偏固(読み)ヘンコ

デジタル大辞泉 「偏固」の意味・読み・例文・類語

へん‐こ【偏固】

[名・形動ナリ]心がかたよって、頑固なこと。また、そのさま。偏屈。
「ただ無智無分別にして正直―のものなり」〈奥の細道

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精選版 日本国語大辞典 「偏固」の意味・読み・例文・類語

へん‐こ【偏固】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 心がかたよっていて、頑固なこと。また、そのさま。偏屈。
    1. [初出の実例]「あるじのなす事に心をとどめてみるに、唯無智無分別にして正直偏固の者也」(出典:俳諧・奥の細道(1693‐94頃)仏五左衛門)
    2. [その他の文献]〔嵆康‐声無哀楽論〕

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普及版 字通 「偏固」の読み・字形・画数・意味

【偏固】へんこ

頑固。

字通「偏」の項目を見る

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