側用取次(読み)そばようとりつぎ

精選版 日本国語大辞典 「側用取次」の意味・読み・例文・類語

そばよう‐とりつぎ【側用取次】

  1. 〘 名詞 〙 江戸幕府役職側衆より三人ほど選任され、御座所御用部屋の間を取り次ぐ。八代将軍吉宗のときに始まる。御側御用取次御用取次

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の側用取次の言及

【加納久通】より

…紀州徳川家の家臣。吉宗について幕府に入り,同じく紀州からの家臣有馬氏倫(うじのり)と2人で側用取次となり,吉宗のブレーンとして享保改革を指導する。氏倫が切れ者できつい性格であったのにたいし,久通は温和重厚でよく氏倫の欠点を補ったといわれる。…

※「側用取次」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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