偽アイソクロン(読み)ぎアイソクロン(その他表記)false isochron

最新 地学事典 「偽アイソクロン」の解説

ぎアイソクロン
偽アイソクロン

pseudoisochron ,false isochron

アイソクロン図において一見アイソクロンを形成しているようで,実際にはその勾配が岩石・鉱物の形成年代を示さない直線。擬似アイソクロンとも。例えば,二つの異なる成分がさまざまな割合で不均一に混合したとき,これらはアイソクロン図上で正の比例関係を示すが,2成分の混合線であり,アイソクロンではない。偽アイソクロンが起こる原因には,2つのマグマの混合作用,マグマと岩石の同化作用,マグマに対する外部からの熱水作用などが知られている。

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参照項目:アイソクロン

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 亀井 田中

岩石学辞典 「偽アイソクロン」の解説

偽アイソクロン

組成の異なる二種のマグマが混合したような場合には,一連の火成岩のアイソクロンの測定値が二点を結ぶ直線上にのる.このような直線を偽アイソクロンという[周藤,小山内 : 2002].岩石学的に測定対象の火成岩がマグマの混合で形成されたかどうかを判定することは容易ではない.

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

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