傍側循環(読み)ぼうそくじゅんかん(その他表記)collateral circulation

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「傍側循環」の意味・わかりやすい解説

傍側循環
ぼうそくじゅんかん
collateral circulation

側副循環動脈または静脈の一部に管腔閉鎖,狭窄が起って血行が妨げられた場合,たまたまその部分の前後を結ぶ通路 (吻合枝) があると,血液はその通路を通って血行障害を軽減し,ついには吻合枝を拡張して,血行状態を回復する。この吻合枝による血液の通路を傍側路または側副路といい,この傍側路を利用した循環を傍側循環または側副循環という。動脈性と静脈性とがあり,静脈性のものとして有名なのは,肝硬変の際の腹壁皮下の静脈の拡張で,メドゥサの頭と呼ばれている。

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