傍焼き餠(読み)おかやきもち

精選版 日本国語大辞典 「傍焼き餠」の意味・読み・例文・類語

おか‐やきもちをか‥【傍焼餠・岡焼餠】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「おか」は傍、局外の意 ) はたで嫉妬すること。他人の仲がよいのを、関係のない者がねたむこと。おかやき。おかめ焼餠。法界悋気(ほうかいりんき)
    1. [初出の実例]「ただ梅三郎に命がけでゐれば、今はをかやきもちになり」(出典:黄表紙・三筋緯客気植田(1787)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android