法界悋気(読み)ホウカイリンキ

デジタル大辞泉 「法界悋気」の意味・読み・例文・類語

ほうかい‐りんき〔ホフカイ‐〕【法界×悋気】

自分関係のないことに嫉妬しっとすること。おかやき。
「―、瞋恚しんいの怒り綱切れて、鎮め兼ねたる折節」〈浄・鑓の権三
[類語]嫉妬羨ましいねたましい焼き餅ジェラシー悋気おか焼き妬心羨む羨望ねたむそねむやっかむ焼く焼ける

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精選版 日本国語大辞典 「法界悋気」の意味・読み・例文・類語

ほうかい‐りんきホフカイ‥【法界悋気】

  1. 〘 名詞 〙 自分に関係のないことに嫉妬すること。他人の恋をねたむこと。おかやき。法界
    1. [初出の実例]「これ、利はつにてそしるにはあらず、ほうかいりんきといふものなり」(出典:評判記・難波物語(1655))

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四字熟語を知る辞典 「法界悋気」の解説

法界悋気

直接自分に関係のないことに嫉妬すること。他人の恋をねたむこと。おかやき。略して「法界」とも。

[使用例] 法界悋気のはしたなき長屋者。陰にては大臣の事もかれこれいいくさる人の口なり[尾崎紅葉*二人女房|1891~92]

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