日本歴史地名大系 「傘堂」の解説 傘堂かさどう 奈良県:北葛城郡當麻町新在家村傘堂[現在地名]當麻町大字新在家当麻山口(たいまやまぐち)神社の北、大(おお)池の東にある傘を広げた形の小堂で、もとは鐘が掛けられ阿弥陀仏が祀られていた。この傘堂に詣でれば四苦の最後の死苦から逃れうる、という信仰がある。傘堂に三度祈願すれば、長い病でも人に世話をかけず、自分も苦しむことなく往生できるとされ、命終わる時は雨が降らず迷惑をかけることもないといわれている。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by