君侯(読み)クンコウ

精選版 日本国語大辞典 「君侯」の意味・読み・例文・類語

くん‐こう【君侯】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 自分の仕える諸侯を敬っていう語。主君。
    1. [初出の実例]「君侯愛客日、霞色泛鸞觴」(出典:懐風藻(751)晩秋於長王宅宴〈田中浄足〉)
    2. [その他の文献]〔漢書‐劉屈氂伝〕
  3. ( 丞相は必ず侯に封じられたところから ) 中国で、丞相を敬っていう語。〔史記‐絳侯周勃世家〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「君侯」の読み・字形・画数・意味

【君侯】くんこう

列侯丞相。また、貴人に対していう。唐・李白〔韓州に与ふる書〕(こ)の以(ゆゑ)に盤鳳の士、皆君侯に名を收め、價を定められんと欲す。

字通「君」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む