日本歴史地名大系 「傘松城跡」の解説 傘松城跡からかさまつじようあと 岐阜県:吉城郡神岡町吉田村傘松城跡[現在地名]神岡町吉田神岡町中央部、寺林(てらばやし)・吉田(よしだ)・朝浦(あさうら)・釜崎(かまさき)からの尾根を集めた独立山嶺の観音(かんのん)山の頂上に位置する。洞山(ほらやま)城・吉田城の名がある。「飛州志」に「往古左兵衛尉国家居之年代来由未詳、按ズルニ同郷小萱村ニ薬師堂アリ本尊華台底ノ記誌曰永仁七年次己亥二月十五日大檀那左兵衛尉藤原国家トアリ是同人ナルカ」とあり、この懸仏は今も小萱(こかや)薬師堂に残る。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by