デジタル大辞泉 「傾す」の意味・読み・例文・類語 かぶ・す【▽傾す】 [動サ四]《「かぶ」は頭の意》うなだれる。「一本薄ひともとすすき項うな―・し」〈記・上・歌謡〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「傾す」の意味・読み・例文・類語 かぶ・す【傾】 〘 自動詞 サ行四段活用 〙 ( 「かぶ(頭)」を動詞化した語 ) 頭を深く下げる。うなだれる。また、首を傾ける。[初出の実例]「山処(やまと)の 一本薄(ひともとすすき) 項(うな)加夫斯(カブシ) 汝が泣かさまく」(出典:古事記(712)上・歌謡)「夕霧の玉しく小田のいな筵(むしろ)かぶす穂末(ほずゑ)に月ぞすみける」(出典:山家集(12C後)上) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例