僧事(読み)そうじ

精選版 日本国語大辞典 「僧事」の意味・読み・例文・類語

そう‐じ【僧事】

  1. 〘 名詞 〙 僧が行なうべき事務授戒説戒など。また、僧の位階、寺職の補任叙や、勅会への招請を決める朝儀
    1. [初出の実例]「大甞会以前、不僧事」(出典台記‐康治元年(1142)五月一四日)
    2. 「今日僧事次被之。又十月七日、僧事以良禎法印権大僧都申任権僧正」(出典:東宝記(1352)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android