招請(読み)ショウセイ

デジタル大辞泉 「招請」の意味・読み・例文・類語

しょう‐せい〔セウ‐〕【招請】

[名](スル)頼んで来てもらうこと。招き迎えること。しょうじょう。「招請を受ける」「講師招請する」
[類語]招く呼ぶ招聘しょうへいする招致へいする招集召集召喚呼び出し呼び寄せる呼び付ける呼び出す召し出す呼び立てる差し招く召致招来

しょう‐じょう〔セウジヤウ〕【招請】

しょうせい(招請)

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精選版 日本国語大辞典 「招請」の意味・読み・例文・類語

しょう‐じょうセウジャウ【招請・召請】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「しょうしょう」とも ) =しょうせい(招請)
    1. [初出の実例]「今日熱湯の皇子を招請(セウジャウ)とて、座敷の隈々違棚、床の間掛物までも気を付け」(出典談義本・地獄楽日記(1755)二)
    2. 「みづから起(たっ)高坐(たかみくら)のほとりに招請(セウセウ)し」(出典:読本椿説弓張月(1807‐11)続)

しょう‐せいセウ‥【招請・召請】

  1. 〘 名詞 〙 まねいて来させること。まねき迎えること。しょうじょう。
    1. [初出の実例]「触興福寺、招請六人之碩学」(出典:太上法皇御受戒記後附‐(正治元年(1199))笠置寺重申状)
    2. 「氏を上野公園内教育博物館の観書室に招請し」(出典:美術真説(1882)〈フェノロサ〉緒言〈龍池会〉)
    3. [その他の文献]〔魏志‐張範伝〕

ちょう‐しょうテウシャウ【招請・召請】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ちょう」は「召」の漢音 ) 招待すること。しょうせい。
    1. [初出の実例]「卯明観念等更に疑ひ思ふべからず召請(テウシャウ)撥遣等也」(出典:雑談集(1305)九)

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普及版 字通 「招請」の読み・字形・画数・意味

【招請】しよう(せう)せい

お招きする。〔三国志、魏、張範伝〕袁、禮を備へて招す。範、疾としてかず。

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