授戒(読み)ジュカイ

デジタル大辞泉 「授戒」の意味・読み・例文・類語

じゅ‐かい【授戒】

[名](スル)仏門に入る者に師僧戒律を授けること。

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精選版 日本国語大辞典 「授戒」の意味・読み・例文・類語

じゅ‐かい【授戒】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。仏の制戒を授けること。教団にはいることを誓った出家在家のものに、それぞれに応じた規律を師僧が授けること。→受戒
    1. [初出の実例]「凡授戒者、毎年三月十一日始行之、月内令畢」(出典延喜式(927)二一)

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葬儀辞典 「授戒」の解説

授戒

仏門に入る者に、仏弟子として生きるための戒を授けること。

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世界大百科事典(旧版)内の授戒の言及

【受戒】より

…納戒ともいう。また戒を授ける側からは授戒という。仏弟子となるためには必ず道徳の基準となる戒を受けなければならないが,戒には出家と在家,その他の相違によっていくつかの種類があり,それに応じて受戒の作法にも相違がある。…

※「授戒」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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