優遊(読み)ユウユウ

デジタル大辞泉 「優遊」の意味・読み・例文・類語

ゆう‐ゆう〔イウイウ〕【優遊/優×游】

[ト・タル][文][形動タリ]のんびりと心のままにするさま。
郷里に帰り、其後、―として時日を送りしが」〈中村訳・西国立志編

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精選版 日本国語大辞典 「優遊」の意味・読み・例文・類語

ゆう‐ゆうイウイウ【優遊・優游】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動タリ )
  2. ゆったりとして心のままに楽しむこと。また、のどかでこせつかないこと。また、そのさま。遊優
    1. [初出の実例]「冝於百僚之内、優遊学業、堪師範、特加賞賜、勧励後生」(出典:続日本紀‐養老五年(721)正月甲戌)
    2. 「花にえてし紅葉に優遊する事、隠逸の如くに侍り」(出典:撰集抄(1250頃)八)
    3. [その他の文献]〔詩経‐大雅・巻阿〕
  3. 優柔不断で過ごすこと。また、そのさま。〔漢書‐児寛伝〕

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