儲殿(読み)もうけどの

精選版 日本国語大辞典 「儲殿」の意味・読み・例文・類語

もうけ‐どのまうけ‥【儲殿】

  1. 〘 名詞 〙 昔、伊勢神宮仮殿あるいは臨時遷宮の時、朝廷より仮殿を造立する沙汰のない場合に、神宮私力で一時的に建てられた殿舎
    1. [初出の実例]「所詮先臨其期而可御体儲殿を、可造進歟否之由〈略〉令談合、御仮殿任度々例、東宝殿之旧跡に儲殿を可造進之由被申付」(出典:明応六年内宮臨時仮殿遷宮記(1497))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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