仮殿(読み)カリドノ

デジタル大辞泉 「仮殿」の意味・読み・例文・類語

かり‐どの【仮殿/権殿】

社殿改築修理の際に、神体一時奉安する仮の社殿。移し殿。ごんでん。

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精選版 日本国語大辞典 「仮殿」の意味・読み・例文・類語

かり‐どの【仮殿・権殿】

  1. 〘 名詞 〙 神社改造、修理するときに、御神体を一時的に奉安する所。移殿(うつしどの)。ごんでん。
    1. [初出の実例]「伊勢大神宮等、依新改造修、其期限移仮殿造之例也」(出典小右記‐長元元年(1028)七月五日)
    2. 「御前に参りたれば、かり殿の御程にて、やうやう作りたて参らする、いと尊し」(出典:中務内侍(1292頃か)弘安一〇年一〇月一〇日頃)

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