允当(読み)いんとう

精選版 日本国語大辞典 「允当」の意味・読み・例文・類語

いん‐とう‥タウ【允当】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) ( 「允」はあたるの意 ) ぴたりとあてはまること要点急所をついて道理にかなっているさま。〔布令字弁(1868‐72)〕〔春秋左伝‐僖公二八年〕

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普及版 字通 「允当」の読み・字形・画数・意味

【允当】いんとう(ゐんたう)

道理にかなう。〔左伝、僖二十八年〕軍志に曰く、允當なれば則ち歸ると。曰く、きを知りてくと。曰く、にはすべからずと。此の三志の(こと)は、晉の謂(いひ)なり。

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