精選版 日本国語大辞典 「元文金」の意味・読み・例文・類語 げんぶん‐きん【元文金】 〘 名詞 〙 元文小判および一分金の総称。ともに裏面の右上部に「文」の字の極印(ごくいん)が打刻されているので俗に「文字金(ぶんじきん)」、略して「文金」とも呼ばれた。また、文政小判、一分金も裏面の右上部に草書体の「文」の字の極印があるが、元文金は真書体(楷書体)であるため、区別して真文金(しんぶんきん)ともいう。〔貨幣通考(吹塵録所収)(1856)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例