真文金(読み)しんぶんきん

精選版 日本国語大辞典 「真文金」の意味・読み・例文・類語

しんぶん‐きん【真文金】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代元文元年(一七三六)から発行元文小判および元文一分金の総称。これらには裏面に元文を表わす真書体の「文」の字があるところからいう。これに対し、文政二年(一八一九)から発行の文政小判、一分金は文政を表わす草書体の「文」の字の極印が打たれており、「草文金」と呼ばれ、両者は区別された。元文金真文

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android