真文金(読み)しんぶんきん

精選版 日本国語大辞典 「真文金」の意味・読み・例文・類語

しんぶん‐きん【真文金】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代元文元年(一七三六)から発行元文小判および元文一分金の総称。これらには裏面に元文を表わす真書体の「文」の字があるところからいう。これに対し、文政二年(一八一九)から発行の文政小判、一分金は文政を表わす草書体の「文」の字の極印が打たれており、「草文金」と呼ばれ、両者は区別された。元文金真文

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android