元景寺(読み)げんけいじ

日本歴史地名大系 「元景寺」の解説

元景寺
げんけいじ

[現在地名]前橋市総社町植野

総社町植野そうじやまちうえのの東方にあり、気雲山と号し、曹洞宗、本尊釈迦牟尼仏。初代総社城主秋元長朝が天正一八年(一五九〇)父景朝菩提のため、法現ほうげん寺を廃して創建したと伝える。延享四年(一七四七)の植野村明細帳(山田文書)によれば、高二〇石の朱印地がある。本堂は棟札によれば、延宝五年(一六七七)勢多せた八崎はつさき(現北橘村)萩原長左衛門尉命長が建てたとある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む