日本歴史地名大系 「元田町裏屋敷」の解説 元田町裏屋敷もとたまちうらやしき 東京都:台東区旧浅草区地区元田町裏屋敷[現在地名]台東区千束(せんぞく)四丁目など浅草田(あさくさた)町二丁目の北西にあり、北東は日本(にほん)堤、北は新吉原五拾間(しんよしわらごじつけん)道、西は新吉原江戸(しんよしわらえど)町二丁目。文政町方書上によれば浅草田町二丁目の内で三千六七一坪。地主吉左衛門所持の町屋敷の裏地にあたり、家作が設けられていた。享保一四年(一七二九)地主から平左衛門が買受け、宝暦二年(一七五二)新吉原町名主方が購入、明和二年(一七六五)一二月には浅草寺が買上げた。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報