世界の観光地名がわかる事典 「元頭渚公園」の解説 げんとうしょこうえん【元頭渚公園】 中国の江蘇(こうそ)省南部、無錫(むしゃく)(ウーシー)市の太湖の北岸にある公園。1918年から建設が始められた。太湖は、江蘇省と浙江省の境界にある中国で3番目に大きな淡水湖で、その景観の美しさで広く知られてきた。この公園は、太湖北岸に突き出た充山半島の突端にあり、太湖の景観を一望のもとに眺められる絶好のポイントとして人気がある。園内には、万方楼、澄瀾堂、光明亭などの東屋が点在し、散策コースが用意されている。また、元頭渚の沖合い3kmにある、景勝地として名高い仙島に渡る遊覧船が発着している。無錫駅からは12kmほど、タクシーで約40分ほどの道のりである。 出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報