先使い(読み)サキツカイ

デジタル大辞泉 「先使い」の意味・読み・例文・類語

さき‐つかい〔‐つかひ〕【先使い/前使い】

《「さきづかい」とも》官の重職者が出向したり、国司任国へ赴任したりするさい、それに先立って派遣される先触れの者。前駆。さいつかい。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「先使い」の意味・読み・例文・類語

さき‐つかい‥つかひ【先使・前使】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「さきづかい」とも ) 官使などの重要人物が出向する際、その旨をあらかじめ触れる者。先触れ。前駆。さいつかい。先駆
    1. [初出の実例]「さはかる 大日霊女(おほひるめ)の佐支川可比(サキツカヒ)よよよよ 佐支川可比(サキツカヒ)佐支川可比(サキツカヒ)幾柳(いくやなぎ)幾柳 佐支川可比(サキツカヒ)」(出典琴歌譜(9C前)伊勢神歌)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む