先太刀(読み)サキダチ

デジタル大辞泉 「先太刀」の意味・読み・例文・類語

さき‐だち【先太刀】

何人かで人を斬るとき、最初に斬りつけること。初太刀しょだち

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「先太刀」の意味・読み・例文・類語

さき‐だち【先太刀】

  1. 〘 名詞 〙 刀で人を斬るとき、最初に手を下すこと。初太刀(しょだち)。⇔後太刀(のちだち)
    1. [初出の実例]「大友興廃記云〈駄原畑城攻条〉〈略〉大学が申すは、市助先太刀を仕り候、我れ等は後ち太刀と申す」(出典:武家名目抄(19C中か)軍陣部)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android