先容(読み)せんよう

精選版 日本国語大辞典 「先容」の意味・読み・例文・類語

せん‐よう【先容】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 人を案内すること。先導すること。
    1. [初出の実例]「家僧梵珣書記、為之先容也」(出典空華日用工夫略集‐嘉慶二年(1388)三月二〇日)
  3. あらかじめ紹介し、推挙すること。目にかけ、導くこと。
    1. [初出の実例]「朝鮮信使若得好先容、則相共携手行以見之否、如何」(出典:惺窩文集(1627頃)三・寄林三郎)
    2. [その他の文献]〔駱賓王‐浮槎詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「先容」の読み・字形・画数・意味

【先容】せんよう

推挙する。

字通「先」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android