先銭(読み)さきぜに

精選版 日本国語大辞典 「先銭」の意味・読み・例文・類語

さき‐ぜに【先銭・前銭】

  1. 〘 名詞 〙 品物を受け取るまえに代金を支払うこと。また、その代金。前銭(まえせん)先金(さきがね)
    1. [初出の実例]「なま中さきぜにをやって、ぼうにふるかと気がきでなく」(出典:滑稽本・東海道中膝栗毛(1802‐09)初)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android