先顎(読み)さきあご

精選版 日本国語大辞典 「先顎」の意味・読み・例文・類語

さき‐あご【先顎】

  1. 〘 名詞 〙 仕事をするときに、給金以外に、食費を雇う側の負担とすること。
    1. [初出の実例]「『給金はいくらくんなさる』『今まで、どの位(くら)ゐ取らしった』『先腮(サキアゴ)で、日に三分づつサ』」(出典歌舞伎独道中五十三駅(1827)五幕)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android