光吉夏弥(読み)ミツヨシ ナツヤ

20世紀日本人名事典 「光吉夏弥」の解説

光吉 夏弥
ミツヨシ ナツヤ

昭和期の評論家,翻訳



生年
明治37(1904)年11月20日

没年
平成1(1989)年3月7日

出生地
佐賀県唐津市

本名
光吉 積男

学歴〔年〕
慶応義塾大学経済学部〔昭和4年〕卒

主な受賞名〔年〕
日本児童文学会賞特別賞(第14回)〔平成2年〕「絵本図書館」

経歴
毎日新聞社に入社し、長く舞踊評論を担当。その一方で、童話に関心を抱き、昭和17年刊行のウィーゼ支那の墨」をはじめ、アトウォーター「町へきたペンギン」、A・ラング「りこうすぎた王子」、〈ひとまねこざる〉シリーズなど多くの新しい英米児童文学を日本に紹介。他に「現代の舞踊」「ニューヨークシティバレエ」「文楽」などの著書がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「光吉夏弥」の解説

光吉夏弥 みつよし-なつや

1904-1989 昭和時代の舞踊評論家,児童文学翻訳家。
明治37年11月20日生まれ。毎日新聞記者時代から舞踊評論に活躍。「ニューヨーク・シティ・バレエ」「ロイヤル・バレエ」などをあらわす。また英米のあたらしい児童文学の翻訳・紹介につとめ,訳書に「りこうすぎた王子」「ひとまねこざる」などがある。平成元年3月7日死去。84歳。佐賀県出身。慶大卒。本名は積男。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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