日本歴史地名大系 「光園寺」の解説 光園寺こうえんじ 茨城県:水戸市坂戸村光園寺[現在地名]水戸市酒門町常照寺(じようしようじ)池と善重(ぜんじゆう)寺の北の台地端にある。摂取山心光院と号し、真宗大谷派。本尊は阿弥陀如来。開基は空円(斎藤景直)といい、永禄一〇年(一五六七)堀(ほり)村に一宇を建立したという(東茨城郡誌)。のち下町の鍛冶(したまちのかじ)町へ移り、寛文三年(一六六三)の開基帳(彰考館蔵)の一向宗の下町鍛冶町に「此寺開基ハ先年ハ堀村ニ罷有候由三代以前常玄と申坊主三拾九年以前只今之寺地へ引越申ス」とある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by