光画(読み)コウガ

デジタル大辞泉 「光画」の意味・読み・例文・類語

こう‐が〔クワウグワ〕【光画】

写真陽画。また、写真。
[類語]写真印画焼き付け焼き増し陽画陰画フォトグラフ

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関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「光画」の意味・読み・例文・類語

こう‐がクヮウグヮ【光画】

  1. 〘 名詞 〙 写真の陰画(ネガ)を焼き付けてつくった印画。陽画(ポジ)。また、写真のこと。〔社交用語の字引(1925)〕

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世界大百科事典(旧版)内の光画の言及

【伊奈信男】より

…1922年東京大学美学美術史科卒業。32年《光画》創刊に参加。その創刊号に〈写真に帰れ〉を発表。…

【木村伊兵衛】より

…このころに35ミリフィルムを使用するライカA型カメラを自分の手足のように駆使することで,日常的な光景をスナップする独自の写真スタイルを確立している。32年野島康三中山岩太伊奈信男らと写真同人誌《光画》を創刊,東京の下町に取材した新鮮な作品を同誌上に次々と発表した。33年には名取洋之助の〈日本工房〉に参加,同年に作家,批評家の瞬間的な表情をライカで撮影した〈文芸家肖像写真展〉を開催して,従来の肖像写真にはない,生き生きとした個性の表現に成功した。…

【野島康三】より

…1911年芸術写真の研究・推進団体〈東京写真研究会〉に入会,19年には神田に〈兜屋(かぶとや)画堂〉を開設,新進画家に発表の場を与えた。32年木村伊兵衛中山岩太らと写真同人誌《光画》を創刊。前衛的な傾向の写真作品,写真論を積極的にとりあげ,〈新興写真〉の中心部分を形成した。…

※「光画」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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