光量子回路(読み)コウリョウシカイロ

デジタル大辞泉 「光量子回路」の意味・読み・例文・類語

こうりょうし‐かいろ〔クワウリヤウシクワイロ〕【光量子回路】

量子力学原理を応用した回路の一。情報量の最小単位ビットを0か1かで表現する従来方法に対し、量子力学的に重ね合わせの状態にある光子を用いた量子ビットを制御する。量子コンピューターの実用化に役立つ基礎技術として期待される。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android