デジタル大辞泉 「光電子集積回路」の意味・読み・例文・類語 こうでんし‐しゅうせきかいろ〔クワウデンシシフセキクワイロ〕【光電子集積回路】 光信号を処理する素子と半導体素子を一体化した集積回路。光通信などに用いられる。光集積回路とほぼ同義だが、光電子集積回路は光信号を電気信号に変換して処理を行うという点で区別される。光電子IC。OEIC(optoelectronic integrated circuit)。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「光電子集積回路」の意味・わかりやすい解説 光・電子集積回路ひかりでんししゅうせきかいろopto electronic integrated circuit; OEIC 半導体レーザーや光導波路などの光素子と電子素子を一体化した新タイプの集積回路。一体化することで小型軽量化がはかれ,信頼性も向上する。光は大量の情報を高速で扱える長所があるが,光素子の集積技術は電子素子よりも遅れている。そのため両者のいいところをとった素子が OEIC。初期の OEICは電子素子同士をフォトカプラーでつないで信号は光でやり取りするものであったが,現在では集積回路内部に光信号が走る光導波路を加工する素子が研究されている。画像認識などに有効な光ニューロチップなどでは OEIC技術が重要となる。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by