共同通信ニュース用語解説 「免震重要棟」の解説
免震重要棟
2007年の新潟県中越沖地震で東京電力の柏崎刈羽原発の事務棟が使えなくなった教訓から、東電が所有する原発に設置し、11年3月11日発生の福島第1原発事故では対応拠点として非常に重要な役割を果たした。免震装置で地震の揺れを大幅に低減する構造で、自家発電機や通信設備、被ばく対策設備のほか、休憩施設や物資置き場も備えられている。第1原発事故では、東電本店や各原発を結んだテレビ会議システムが活用された。
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