新潟県中越沖地震(読み)ニイガタケンチュウエツオキジシン

デジタル大辞泉 「新潟県中越沖地震」の意味・読み・例文・類語

にいがたけんちゅうえつおき‐じしん〔にひがたケンチュウヱツおきヂシン〕【新潟県中越沖地震】

平成19年(2007)7月16日、新潟県上中越沖を震源として発生したマグニチュード6.8の逆断層型地殻内地震。新潟県3市村と長野県1町で最大震度6強観測柏崎刈羽原子力発電所被害にあった。死者15人、負傷者2000人をこえる。

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共同通信ニュース用語解説 「新潟県中越沖地震」の解説

新潟県中越沖地震

2007年7月16日、新潟県中越沖を震源とするマグニチュード(M)6・8の地震が発生。新潟県柏崎市、刈羽村、長野県飯綱町などで震度6強を観測した。新潟県で15人が死亡、長野、富山を含む3県で計2346人が重軽傷を負い、4万4千棟を超える住宅に被害が出た。東京電力柏崎刈羽原発では想定を大きく超える揺れに見舞われ、屋外変圧器火災が起き、微量放射性物質を含む水が海に流出した。震源域近くでは04年10月23日にも、M6・8の新潟県中越地震が発生し、68人が死亡した。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「新潟県中越沖地震」の意味・わかりやすい解説

新潟県中越沖地震
にいがたけんちゅうえつおきじしん

2007年7月16日午前10時13分頃,新潟県柏崎市の沖約 10kmで発生したマグニチュードM)6.8の地震。気象庁による正式名称は「平成19年(2007年)新潟県中越沖地震」。震源は北緯 37°33.4′,東経 138°36.5′,深さ 17km。震度 6強の最大震度が新潟県柏崎市,刈羽村長岡市,長野県飯綱町で記録され,また新潟県,長野県,石川県で震度 5以上の強いゆれが観測された。7月16日午後3時37分に M5.8の最大余震が発生した。この地震により倒壊した建物の下敷きになるなどして 15人が死亡したほか,重傷 356人,軽傷 1990人の人的被害があった。建物の被害は全壊 1331棟,半壊 5709棟,一部破損 3万7301棟であった(2009.10.15現在。総務省消防庁)。この地震に伴い津波が発生し,最大波高は柏崎で 32cmであった。東京電力柏崎刈羽原子力発電所では変圧器の火災や,6号機と 7号機から微量の放射性物質の漏洩があった。観測された地震波から本震北西南東方向の圧縮力で引き起こされた逆断層型地震であると推定された。この地震の周辺地域では,1964年6月16日に北東約 50kmで M7.5の新潟地震が,2004年10月23日に南南東約 20kmで M6.8の新潟県中越地震が発生している。

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最新 地学事典 「新潟県中越沖地震」の解説

にいがたけんちゅうえつおきじしん
新潟県中越沖地震

Niigataken Chuetsu-oki earthquake in 2007

2007年7月16日10時13分23秒に新潟県沖の北緯37.557度,東経138.609度,深さ17kmを震源としM6.8の地震が発生。震源断層は長さ30km,幅17km,平均ずれ変位0.5m。最大震度6強(柏崎市,刈羽村),津波32cm(柏崎),死者15人,負傷者2,346人,住家全壊1,331棟,住家半壊5,710棟,住家一部破損37,633棟,山崩れで鉄道が寸断,最大加速度はK-NET柏崎813Gal(3成分合成)。「平成19年(2007年)新潟県中越沖地震」と命名。震央距離16kmにあった東京電力柏崎刈羽原子力発電所では,想定を遙かに超える地震動が観測され,震動と地面の陥没などで大きな被害と火災など多くのトラブルが発生した。ただ,原子炉には直接影響は無かった。おもな震源断層は,北東-南西走向の南東へ傾斜する地殻内の逆断層で日本海東縁変動帯の一部にあたる。

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