兎毛(読み)うのけ

精選版 日本国語大辞典の解説

う‐の‐け【兎毛】

〘名〙
兎の毛
※拾遺愚草(1216‐33頃)上「露を待つうのけのいかにしをるらん月の桂の影を頼みて」
② 「うのけふで(兎毛筆)」の略。また、特に、その筆に使う兎の毛。
※延喜式(927)一三「造筆。長功日兎毛十一
③ (多く「うのけほども」の形で用いられ、「鵜の毛」とも表記された) 物事のきわめて小さなことのたとえ。毫末(ごうまつ)
※勝鬘寺文書‐永正一〇年(1513)五月二八日・僧明心書状「菟毛程不存知、又誰人に一言之旨無申談儀候き」
※今年竹(1919‐27)〈里見弴〉総見「秋一毫(ウノケ)も思ひ悩んでゐるといった風はなかった」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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