新撰 芸能人物事典 明治~平成 「児玉清子」の解説
児玉 清子
コダマ キヨコ
- 職業
- 琉球舞踊家
- 肩書
- 東京・沖縄芸能保存会主宰
- 本名
- 中村 キヨ
- 生年月日
- 大正3年 3月5日
- 出生地
- 沖縄県 具志川村(久米島町)
- 経歴
- 昭和22〜28年俳優だった渡嘉敷守良に琉球の古典舞踊を仕込まれ、冠船踊りの手など直接指導を受けた。戦後親交のあった志賀直哉や梅原龍三郎、柳宗悦らに琉球舞踊の価値を教えられ、23年横浜市で東京・沖縄芸能保存会を設立。以来正統派の琉球舞踊の伝承・保存に努めた。35年八田元夫演出により「苔の下」を上演。平成10年保存会設立50周年記念公演を開催した。代表作に「苔の下」「王女、ももとふみあがり」「流転沖縄」などがある。
- 受賞
- 日本文化振興会国際芸術文化賞〔平成5年〕,琉球新報賞〔平成12年〕
- 没年月日
- 平成17年 4月10日 (2005年)
出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報