渡嘉敷守良(読み)トカシキ シュリョウ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「渡嘉敷守良」の解説

渡嘉敷 守良
トカシキ シュリョウ


職業
琉球芸能俳優 琉球舞踊家

生年月日
明治13年 8月13日

出生地
沖縄県

経歴
7歳で舞台に立ち、冠者芸能俳優から組踊宮廷舞踊を習う。明治34年真境名由祚や弟の守礼らとともに好劇会をつくり、38年劇団・球陽座を結成して座長となり、座付作家として活動。また伊良波尹吉・鉢嶺喜次とともに伊渡嶺団をつくり、活躍した。作品に「長者の大主」「今帰仁由来記(なきじんゆらいき)」などがある。

没年月日
昭和28年 10月4日 (1953年)

家族
弟=渡嘉敷 守礼(俳優・劇作家),二男=渡嘉敷 守章(琉球舞踊家)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

20世紀日本人名事典 「渡嘉敷守良」の解説

渡嘉敷 守良
トカシキ シュリョウ

明治〜昭和期の琉球芸能役者,琉球舞踊家



生年
明治13(1880)年8月13日

没年
昭和28(1953)年10月4日

出生地
沖縄県

経歴
7歳で舞台に立ち、冠者芸能役者から組踊や宮廷舞踊を習う。明治34年真境名由祚や弟の守礼らとともに好劇会をつくり、38年劇団・球陽座を結成して座長となり、座付作家として活動。また伊良波尹吉・鉢嶺喜次とともに伊渡嶺団をつくり、活躍した。作品に「長者の大主」「今帰仁由来記(なきじんゆらいき)」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「渡嘉敷守良」の解説

渡嘉敷守良 とかしき-しゅりょう

1880-1953 明治-昭和時代の舞踊家,舞台俳優。
明治13年8月13日生まれ。沖縄県首里(那覇市)の人。7歳から組踊や宮廷舞踊などをならう。明治36年ごろ弟の渡嘉敷守礼らと好劇会を結成,38年球陽座を創立して座長となり,沖縄演劇界の中心として活動。「今帰仁(なきじん)由来記」などの劇作も手がけた。昭和28年10月4日死去。73歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「渡嘉敷守良」の解説

渡嘉敷 守良 (とかしき しゅりょう)

生年月日:1880年8月13日
明治時代-昭和時代の琉球芸能役者;琉球舞踊家
1953年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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