…江戸後期になると節供飾は室内に並べるように変わってきて,小型の武具類,幟などの前に人形類を飾る形式となった。その当時から明治期に入っても,これらの人形は〈かぶと人形〉の名で呼ばれたが,旧幕時代に比べて人形は小型化されてきて,東京辺では神功皇后と武内宿禰,金時,鍾馗などがおもに飾られたが,関西では応神天皇,名古屋辺では大将人形などに人気があった。いずれも幼児が強健に育ち出世することを願うものである。…
※「兜人形」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
1 食肉目クマ科の哺乳類の総称。全般に大形で、がっしりした体格をし、足の裏をかかとまで地面につけて歩く。ヨーロッパ・アジア・北アメリカおよび南アメリカ北部に分布し、ホッキョクグマ・マレーグマなど7種が...