兜人形(読み)カブトニンギョウ

デジタル大辞泉 「兜人形」の意味・読み・例文・類語

かぶと‐にんぎょう〔‐ニンギヤウ〕【×兜人形】

端午節句に飾る、をつけた武者人形。五月雛。 夏》

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精選版 日本国語大辞典 「兜人形」の意味・読み・例文・類語

かぶと‐にんぎょう‥ニンギャウ【兜人形】

  1. 〘 名詞 〙 端午の節供に飾る兜をつけた武者人形。五月人形かぶと。《 季語・夏 》 〔和漢三才図会(1712)〕

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世界大百科事典(旧版)内の兜人形の言及

【武者人形】より

…江戸後期になると節供飾は室内に並べるように変わってきて,小型の武具類,幟などの前に人形類を飾る形式となった。その当時から明治期に入っても,これらの人形は〈かぶと人形〉の名で呼ばれたが,旧幕時代に比べて人形は小型化されてきて,東京辺では神功皇后と武内宿禰,金時,鍾馗などがおもに飾られたが,関西では応神天皇,名古屋辺では大将人形などに人気があった。いずれも幼児が強健に育ち出世することを願うものである。…

※「兜人形」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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