入を取る(読み)いりをとる

精選版 日本国語大辞典 「入を取る」の意味・読み・例文・類語

いり【入】 を 取(と)

  1. ( 興行物などで、客が大勢はいる意から ) よい評判を得る。人気を博する。
    1. [初出の実例]「何ぞかわった思ひ付もせば、向桟敷の下迄、入(いり)を取るはしれた事」(出典浮世草子傾城色三味線(1701)鄙)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android