精選版 日本国語大辞典 「向桟敷」の意味・読み・例文・類語 むこう‐さじきむかふ‥【向桟敷】 〘 名詞 〙 江戸時代の劇場で、舞台と相対する正面二階の桟敷。舞台に近い順に、引舟・本舟・中舟・後舟・百桟敷の五階級があった。[初出の実例]「向ふさしき西には秋の山見えて〈西友〉 つつ利させてふ三十余畳〈西吟〉」(出典:俳諧・西鶴五百韻(1679)何秤) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例