入北村(読み)いりきたむら

日本歴史地名大系 「入北村」の解説

入北村
いりきたむら

[現在地名]三重町西畑にしはた 入北

小坂おさか村の北東、北西へ流れる三重川支流入北川の流域にある。東は田中たなか(現野津町)近世を通じ臼杵藩領。慶長二年(一五九七)の三重郷検地帳写(渡辺家文書)には入北村分が田中村などと一括された一冊が含まれ、村位は中。同一一年の惣御高頭御帳には入北村とあり、高一七六石余、下畑組に属した。正保二年(一六四五)の稲葉能登守知行高付帳によれば田方一〇六石余・畑方七〇石余、小松山・柴山ありと注記される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android