入南村(読み)にゆうなんむら

日本歴史地名大系 「入南村」の解説

入南村
にゆうなんむら

[現在地名]大社町入南

菱根ひしね村の南に位置し、江戸時代は松江藩領。近世初期までは菱根池のうちで、成立経緯菱根村と同じ。明暦二年(一六五六)の検地帳写によると田方四九町八反余(分米六七二石余)・畑方二町七反余(分米一四石余)、屋敷数二六(御蔵一などを除く御役目屋敷二一)。元禄十年出雲国郷帳によると高八六九石余、寛文四年(一六六四)には本田高八二五石余・新田高三〇石余。「雲陽大数録」では高六九〇石。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android