入場(読み)ニュウジョウ

デジタル大辞泉 「入場」の意味・読み・例文・類語

にゅう‐じょう〔ニフヂヤウ〕【入場】

[名](スル)会場競技場式場などにはいること。「選手団が入場する」「入場無料」⇔退場

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「入場」の意味・読み・例文・類語

にゅう‐じょうニフヂャウ【入場】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 式場、会場などにはいること。場内にはいること。〔文明本節用集(室町中)〕
    1. [初出の実例]「強て入場する者ある時は」(出典:雪中梅(1886)〈末広鉄腸〉上)
    2. [その他の文献]〔王褒‐看闘鶏詩〕
  3. さとりの真実の本体に気づくこと。それによってさとりの道が開けるところからいう。
    1. [初出の実例]「故に爰を、平常の入場共云い、向上の入路共云い走(さう)ぞ」(出典:報恩録(1474)下)

いれ‐ば【入場】

  1. 〘 名詞 〙 入れる場所。置く場所。組み方。配置
    1. [初出の実例]「されば、能は、ただ、時分、入れ場なり。悪き能とて、捨つべからず」(出典:風姿花伝(1400‐02頃)六)
    2. 「何十年か先に必要になる自分達の骨の入れ場について」(出典:虫(1970)〈黒井千次〉)

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