入能(読み)イリノウ

デジタル大辞泉 「入能」の意味・読み・例文・類語

いり‐のう【入能】

能の上演に際して、予定番組以外に臨時に追加される曲。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「入能」の意味・読み・例文・類語

いり‐のう【入能】

  1. 〘 名詞 〙 能楽で、予定の番組のほかに臨時に組み入れて演奏する曲。
    1. [初出の実例]「江戸にては只今急に御入能何番何番と云様成てひどき事有によりて」(出典:随筆・独寝(1724頃)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android