入道塚古墳(読み)にゆうどうづかこふん

日本歴史地名大系 「入道塚古墳」の解説

入道塚古墳
にゆうどうづかこふん

[現在地名]右京区嵯峨大沢柳井手町

大沢おおさわ池の南方約二五〇メートルにあり、有栖ありす川が形成する扇状地上、標高約五〇メートルに立地。恒寂親王陵と伝え、石室のある中心部のみが陵墓参考地である。

恒寂親王は淳和天皇皇子で母は正子内親王。大覚だいかく寺の開山(扶桑略記)、元慶八年(八八四)九月二〇日没。「三代実録」同二三日条に「沐浴静坐、无病而薨、時六十、遺命薄葬」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む